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ツキノワグマの目撃情報① 2010.10.10.11

10月11日付けの神奈川新聞に「丹沢のツキノワグマ行動パターン探れ、わなにかかった雌グマにGPS付け山へ」という記事が掲載されていた。

 丹沢山地でツキノワグマの目撃情報が相次ぐ中、清川村の山中に仕掛けていた生態調査のわなに雌グマがかかった。調査をする慶応大学の大学院生らは11日、クマに衛星利用測位システム(GPS)を取り付けて山に返し、行動パターンを探ることにしている。 

 丹沢でクマの生態調査に取り組む慶応大政策・メディア研究科の土光智子さん(29)によると、雌グマは9日午後5時ごろに宮ケ瀬湖近くの山中のわなにかかった。体重は推定60~70キロと大型の成獣で、動体検知式の自動撮影カメラには1頭の小さなクマが心配そうにわなの周囲を歩き回る姿が写っていたことから親子とみられる。

 ツキノワグマは県の絶滅危惧(きぐ)種に指定されている。土光さんは関係機関から許可を得て、2008年から丹沢で本格的に生態調査を実施。昨年は体重40キロ余りの雌グマを捕獲し、GPSが付いた首輪を取り付けて追跡した。

 今回もGPSを使い1年をかけて丹沢での行動パターンを調べる計画。ほぼリアルタイムにクマの位置が把握できることから、「将来は出没注意の情報提供など、人里に現れるクマ対策に有効なシステムを研究したい」(土光さん)としている。(10月11日付け神奈川新聞から転載)

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