わなに掛かったクマ射殺 2010.10.30
10月30日付けの神奈川新聞に「わなに掛かったクマ射殺 清川村の山中」との記事が掲載されていた。
麻酔銃とか無かったのですかね。とても残念です。
神奈川県では、ツキノワグマは主に丹沢山地に生息していますが、生息数は30頭前後と推定され(丹沢大山自然環境総合調査1997)、神奈川県レッドデータブック(2006)では、絶滅危惧種とされています。生息数が非常に少ないことから、県内では狩猟者へ捕獲の自粛を呼びかけ、保護を行っています。(神奈川県HPから転載)
県自然環境保全課は29日、清川村煤ケ谷(地図)の山中にニホンジカやイノシシの捕獲用に仕掛けてあったくくりわなにツキノワグマが掛かってしまい、猟友会員が近づいた際、急に立ち上がったため、同会員が射殺したと発表した。
同課によると、クマは同日午前6時ごろ、わなに掛かっているのが猟友会員が発見。射殺したのは身の危険を感じたためという。クマは雄の成獣で、体長159㌢。
同課は「丹沢山中では、ツキノワグマは数が極めて少なく、保護すべきものだが、今回の場合はやむを得なかった」としている。
現場は清川村役場から西に1㌔離れた丹沢の山中。射殺したクマは学術研究のため、県立生命の星・地球博物館(小田原市)に搬送されるという。(10月30日付け神奈川新聞から転載)
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