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ノルディック・ウォーク 2010.10.31

 10月31日付けの日本経済新聞に「ノルディック・ウォーク 2本のポール使い はつらつ歩行 高齢者でも気軽に運動 心臓病のリハビリにも」との記事が掲載されていた。

 スキーのストックのような2本のポールを使いながら歩く、「ノルディック・ウォーク」が中高年を中心に人気だ。ポールをつえのように地面に着きながら歩くため、足やひざへの負担が軽く、高齢者でも取り組みやすい。ウォーキングよりもエネルギー消費量が大きく、ダイエット効果も期待できるという。リハビリテーションや予防介護でも活用が進んでいる。

 ノルディック・ウォークは、同じ有酸素運動のウォーキングと比べて、運動負荷が高い。ポールなしで普通に歩くよりも、心拍数やエネルギー消費量が約20%増えるといわれる。

 ポールを使うため、自然に歩いてもやや歩幅が広く大またになり、それに合わせて、腕や肩の動きもよくなる。全身の9割の筋肉をまんべんなく使うという。

 安全で効率のよいリハビリの方法としても注目を集めている。

 健康な人が体力を強化するトレーニングにも向く。もともとノルディック・ウォークは、北欧で運動選手が夏場にトレーニングするために始まったのが起源だ。

 ノルディック・ウォークを始めたいと思ったら、まず関連団体やスポーツ用品店などが定期的に開いているイベントに参加するとよい。ポールはレンタルで利用でき、効果的な歩き方を教えてくれる。ノルディック・ウォークの団体では、専門の指導者の認定などもしている。

 本格的に始めたくなったら、2本の専用ポールを購入する。スポーツ専門店などで6千~1万円で販売している。身長に0.63をかけた長さが最適なサイズだ。(10月31日付け日本経済新聞から転載)

全日本ノルディック・ウォーク連盟のホームページ

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