日本初の氷河か 2010.12.1
12月1日付の神奈川新聞に「日本初の氷河か 北アルプス雄山の雪渓 地元学芸員が確認」との記事が掲載でれていた。
富山県の北アルプス立山連峰・雄山(3003㍍)の御前沢雪渓で見つかった氷の塊「氷体」は、日本初の氷河である可能性が高いと、立山カルデラ砂防博物館(同立山町)の福井幸太郎学芸員が30日、都内で開かれたシンポジウムで発表した。
昨年9月、雄山の東斜面にある御前沢雪渓を調査し、雪の下に長さ700~800㍍、幅最大200㍍、厚さ最大30㍍の氷体を発見。今年8月下旬からの約1カ月間、衛星利用測位システム(GPS)の機器を設置し調べたところ、最大で30㌢移動したそうです。
万年雪が固まった氷体は北海道や長野県などにもあるが、氷河は移動することが条件だそうで、 極東アジアではロシア・カムチャッカ半島が南限で、国内にはないとされていたとのことです。
地球温暖化の影響で、世界各地の氷河が後退しています。新たに発見された氷河への影響も心配ですね。
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