忍野八海 2010.12.27
山梨県都留郡忍野村にある「忍野八海」に行きました。
霊峰富士の胎内より湧き出でる八つの泉は、昔から「神の泉」と崇められ、いくつもの「伝説」が語り継がれています。
忍野八海は八つの湧水池から成っています。その昔、忍野村は「宇津湖」という湖だったそうですが、延暦に富士山が大噴火し、そのとき流れた溶岩流によって、湖は山中湖と忍野湖に分かれてしまいました。忍野湖は富士五湖と関連する一つでしたが、川の浸食や掘削排水のため枯れてしまいました。忍野八海は、その時残った富士山の伏流水の湧出口の池として、今日存在しています。
富士山に降り積もる雪解け水が、地下の不透水槽という溶岩の間で、約80年の歳月をかけてろ過された澄みきった水。美しく神秘的であり、移り変わる四季に彩られた富士を水面に映し込んだ姿は、訪れた人々に、水本来の姿と護るべき美しさをそっと訴えているようにも感じられます。
水質・水量・保全状況・景観の良さから、昭和60年に、全国名水百選に選定されています。また、新富岳百景選定地でもあり、国の天然記念物にも指定されています。 (忍野村HPから抜粋)
①湧池です。 ②鏡池です。 ③菖蒲池です。 ④お釜池です。 ⑤銚子池です。 ⑥濁池です。 水車小屋です。 水車小屋では、国内産玄そばが石臼で挽かれています。 ⑦出口池です。他の七つの池とは離れたところにあります。
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